料金・制度情報確認日:2026年9月18日
「乱杭歯を矯正すると、いくらかかる?」「歯並びがかなりガタガタだから高くなる?」「抜歯が必要なら料金も上がる?」と気になっていませんか。
乱杭歯は、歯が重なったり捻れたりして、デコボコに並んでいる状態です。歯科では「叢生」と呼ばれることがあり、八重歯も叢生の一つとして扱われます。
矯正費用を調べるときに大切なのは、「乱杭歯だから一律○万円」と決まるわけではないということです。
治療する範囲、選ぶ装置、抜歯の必要性、治療期間、毎回の調整料、治療後のリテーナーなどによって、最終的な総額が変わります。
この記事では、乱杭歯の矯正費用について、ウメダデンタルクリニックの現在の公式料金と実際の乱杭歯・叢生症例を基に、基本料金から治療終了までに確認すべき費用を整理します。
ウメダデンタルクリニックの2026年9月18日時点の公式料金では、全体矯正の基本料金として、
- 上下メタル装置:770,000円
- 上下透明装置:880,000円
- 上下リンガル装置:1,430,000円
- ハーフリンガル:1,100,000円
と案内されています。
ただし、この金額だけで治療終了までの総額とは限りません。
ワイヤー矯正では検査料、毎月のチェック料、矯正終了後のリテーナーなども確認する必要があります。
乱杭歯とは?まず30秒で確認
日本矯正歯科学会では、代表的な不正咬合の一つとして「八重歯・乱ぐい歯(叢生)」を挙げています。
ウメダデンタルクリニックでも、乱杭歯について、歯が重なり合ったり捻れたりして全体的にデコボコと並んでいる状態として説明しています。
例えば、
- 前歯が前後に重なっている
- 歯が斜めや横向きに生えている
- 犬歯が外側へ出て八重歯になっている
- 歯を並べるスペースが足りない
といった状態です。
乱杭歯の矯正費用はいくら?現在の公式料金
乱杭歯専用の料金が設定されているわけではありません。
現在の歯並びを診査し、どの矯正装置で、どの範囲を治療するかによって費用が決まります。
| 内容 | 料金(税込) | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 初診カウンセリング | 無料 | 簡単な検査を含む |
| レントゲン・検査 | 44,000円 | 噛み合わせ模型などを含む |
| 上下メタル装置 | 770,000円 | 表側ワイヤー矯正 |
| 上下透明装置 | 880,000円 | 表側の目立ちにくい装置 |
| 上下リンガル装置 | 1,430,000円 | 上下とも歯の裏側から矯正 |
| ハーフリンガル | 1,100,000円 | 上顎裏側・下顎表側 |
| 表側矯正チェック料 | 6,600円/回 | 毎月1回のみ |
| 舌側矯正チェック料 | 8,800円/回 | 毎月1回のみ |
| ワイヤー矯正後リテーナー | 片顎25,000円 | 治療終了時に別途 |
770,000円=乱杭歯矯正の最終総額ではありません。
乱杭歯の費用を比較する場合は、基本料金だけでなく「検査→矯正→毎回の調整→保定」まで確認してください。
表側メタル矯正なら総額はいくらになる?単純試算
実際の総額は治療期間や通院回数によって変わりますが、現在の公式料金からイメージしてみましょう。
- 検査:44,000円
- 上下メタル装置:770,000円
- チェック料:6,600円×30回=198,000円
- 上下のリテーナー:25,000円×2=50,000円
単純合計:1,062,000円(税込)
36か月・毎月1回チェックしたと仮定すると、単純合計は1,101,600円(税込)です。
これは現在の公開料金を機械的に合計した試算であり、すべての乱杭歯症例にこの金額がかかるという意味ではありません。
抜歯、追加処置、治療期間、実際のチェック回数などによって異なります。
「基本料金77万円」と「治療終了までに支払う総額」を分けて考えることが重要です。
ひどい乱杭歯ほど費用は高くなる?
必ずしも「ガタガタがひどい=基本料金が高くなる」とは限りません。
ただし、歯の重なりが大きい場合は、治療計画が複雑になったり、治療期間が長くなったりすることで、最終的な費用に影響する可能性があります。
特に確認したいのは次の5項目です。
1.部分矯正で済むか、上下全体の矯正になるか
前歯1本の軽い捻れと、上下の歯列全体に強い乱杭歯があるケースでは、必要な治療範囲が違います。
部分矯正を検討できるケースもありますが、前歯だけを無理に並べると歯が前方へ出たり、噛み合わせが悪くなったりする場合があります。
「前歯しか気にならないから部分矯正」とは限りません。
2.抜歯が必要になるか
歯をきれいに並べる場所が大きく不足している場合は、抜歯によってスペースを作る治療計画が検討されることがあります。
ウメダデンタルクリニックが公開している乱杭歯の相談例でも、強い叢生では上下の全体矯正と抜歯を提案しているケースがあります。
ただし、「乱杭歯=必ず4本抜歯」ではありません。
不足するスペース量、前歯の位置、噛み合わせ、骨格などを確認します。
3.どの装置を選ぶか
同じ乱杭歯でも、装置の種類によって基本料金は大きく変わります。
| 装置 | 上下の基本料金 | 差額 |
|---|---|---|
| 表側メタル | 770,000円 | 基準 |
| 表側透明 | 880,000円 | +110,000円 |
| ハーフリンガル | 1,100,000円 | +330,000円 |
| 上下リンガル | 1,430,000円 | +660,000円 |
つまり、重症度だけでなく、装置を目立ちにくくする希望によっても費用は大きく変わります。
4.治療期間が何年になるか
チェック料が1回ごとの料金体系であれば、治療期間・通院回数も総額へ影響します。
ウメダデンタルクリニックが公開している八重歯・叢生・乱杭歯の矯正症例には、上下の歯列矯正で治療期間2年半〜3年とされているケースがあります。
一方、すべての乱杭歯が2年半〜3年必要という意味ではありません。
5.治療後のリテーナーまで考えているか
歯を動かして装置を外したら終わりではありません。
矯正後は、歯が元の位置へ戻ろうとする「後戻り」を防ぐために保定装置を使用します。
現在の公式料金では、ワイヤー矯正後のリテーナーは片顎25,000円です。
上下両方で使用する場合、単純計算では50,000円となります。
一次情報|ウメダデンタルクリニックの乱杭歯・叢生症例
ウメダデンタルクリニックでは、八重歯・叢生・乱杭歯を歯列矯正で治療した症例を複数公開しています。
その一つでは、上下の歯列矯正によって八重歯・叢生を治療し、治療期間2年半〜3年と掲載されています。
また、公式Q&Aにも、
- 下の歯だけに叢生があるケース
- 上下の前歯に乱杭歯があるケース
- 強い叢生で抜歯を伴う全体矯正が適すると判断されたケース
- 軽度の叢生で上顎だけの部分矯正を検討したケース
など、実際に寄せられた相談への回答があります。
つまり同じ「乱杭歯」でも、部分矯正・全体矯正・抜歯の有無・治療期間が異なることが分かります。
公式Q&Aに掲載されている過去の症例費用は、現在の料金表と一致しない場合があります。
現在治療を始める場合の費用は、過去のQ&Aの金額ではなく、最新の公式料金表と診察後の見積もりを基準にしてください。
乱杭歯ならマウスピース矯正の方が安い?
現在のウメダデンタルクリニックの料金表では、マウスピース矯正について、
- 検査・診断:22,000円
- 片顎基本料:385,000円
- 上下顎基本料:770,000円
- リテーナー:片顎16,500円
と掲載されています。
ただし、上下顎基本料が表側メタル装置と同額だからといって、すべての乱杭歯でマウスピース矯正を選べるわけではありません。
歯の重なり、抜歯の必要性、必要な歯の移動量、噛み合わせなどを確認して装置を選びます。
乱杭歯の矯正は保険適用になる?
一般的な乱杭歯・叢生の歯列矯正は、原則として自由診療です。
厚生労働省では、歯科矯正は原則として保険給付外としています。
例外として、厚生労働大臣が定める疾患に起因する咬合異常、一定の永久歯萌出不全、手術を必要とする顎変形症などは、条件を満たす医療機関で保険診療の対象になる場合があります。
「歯並びがかなりひどい」「抜歯が必要」という理由だけで保険適用になるわけではありません。
乱杭歯で抜歯すると費用はいくら増える?
現在のウメダデンタルクリニック公式矯正料金表では、矯正目的の抜歯費用を一律の項目として確認できません。
そのため、抜歯が必要と診断された場合は、
- 何本抜歯するのか
- どの歯を抜歯するのか
- どこで抜歯するのか
- 矯正基本料金に含まれるのか
を見積もり時に確認してください。
「抜歯矯正だから総額○万円」とインターネット上の相場だけで計算しないことが重要です。
乱杭歯の矯正費用で後から困らないための7つの確認項目
- 検査料はいくらか
- 矯正装置の基本料金はいくらか
- 毎回のチェック・調整料はいくらか
- 抜歯が必要な場合の費用はいくらか
- 追加装置・追加処置が必要になる可能性はあるか
- リテーナーはいくらか
- 想定される治療期間を踏まえた総額はいくらか
費用を比較するときは、広告に出ている基本料金だけでなく、治療開始から保定までに支払う金額を比較してください。
「ひどい乱杭歯だから高額」と決めつける前に診断が必要
自分では「かなりひどい」と感じていても、見た目だけでは治療範囲や費用を判断できません。
逆に前歯だけの軽いガタつきに見えても、奥歯の噛み合わせやスペース不足まで確認すると、全体矯正が必要になる場合があります。
費用を正確に知るためには、
- 歯の重なり
- 不足するスペース
- 歯の根の位置
- 顎の骨格
- 上下の噛み合わせ
- 抜歯の必要性
を確認する必要があります。
乱杭歯の矯正費用に関するよくある質問
乱杭歯だけの一律料金はありません。ウメダデンタルクリニックの現在の公式料金では、上下メタル装置770,000円、上下透明装置880,000円、上下リンガル装置1,430,000円などが掲載されています。検査料、チェック料、リテーナーなどを含めた総額を確認してください。
見た目の重症度だけで基本料金が決まるわけではありません。ただし、全体矯正や抜歯が必要になったり、治療期間が長くなったりすれば、最終的な総額へ影響する場合があります。
軽度の乱杭歯で、奥歯の噛み合わせなどに問題がなければ部分矯正を検討できる場合があります。一方、スペース不足が大きい場合に前歯だけを並べると、前歯が前へ出たり噛み合わせに問題が生じたりする可能性があります。診断後に適応を判断します。
必ずではありません。不足するスペース、前歯の位置、歯列、噛み合わせ、骨格などを確認して判断します。乱杭歯という診断名だけで抜歯の有無は決まりません。
症例によって検討できます。ただし、重なりが強いケースや大きな歯の移動、抜歯を伴うケースなどでは、ワイヤー矯正を含めて比較する必要があります。
噛み合わせなどの改善を目的とし、治療として必要と認められる歯列矯正は医療費控除の対象になる場合があります。一方、美容目的のみの場合は対象外となることがあります。個別の税務判断は税務署などへ確認してください。
大阪・梅田で乱杭歯の矯正費用を確認したい方へ
乱杭歯の矯正費用は、ウェブサイトの基本料金だけでは最終的な金額を判断できません。
特に、
- かなり歯が重なっている
- 八重歯もある
- 抜歯が必要なのか不安
- 前歯だけの部分矯正で済ませたい
- ワイヤーとマウスピースのどちらがよいか分からない
- 最終的にいくら払うのか知ってから決めたい
という方は、診察・検査を受けて治療範囲と総額を確認することが重要です。
乱杭歯の矯正費用を、自分の場合で確認しませんか?
ウメダデンタルクリニックでは、簡単な検査を含む初診カウンセリングを無料で案内しています。
乱杭歯の程度、抜歯の必要性、治療方法、期間、費用について確認したうえで治療を検討できます。
初診カウンセリングを予約する 乱杭歯の矯正症例を見る参考・一次情報
本記事は一般的な歯科・矯正情報の提供を目的としています。治療方法、抜歯の必要性、治療期間、費用は歯並び・噛み合わせ・歯周組織・選択する装置などによって異なります。掲載料金は2026年9月18日時点で公式料金表を確認した税込金額です。最新情報は公式料金表と診察時の見積もりをご確認ください。
