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歯並びの種類は何種類?代表的な8タイプと見分け方をわかりやすく解説

執筆CDJ
歯並びの種類は何種類?代表的な8タイプと見分け方をわかりやすく解説

「歯並びにはどんな種類がある?」「自分の歯並びは出っ歯なのか、叢生なのか分からない」と気になっている方もいるでしょう。

歯並びは、単に「きれい」「ガタガタ」の2種類に分けられるものではありません。

歯同士の重なり、すき間、上下の歯の前後関係、前歯が重なる深さ、左右の噛み合わせなど、複数の方向から状態を確認します。

また、1人の方に「叢生と出っ歯」「すきっ歯と開咬」のように複数の特徴が同時に見られることもあります。

この記事では、代表的な歯並び・噛み合わせを8タイプに分け、それぞれの特徴や見分けるポイントをわかりやすく解説します。

先に結論

代表的な歯並び・不正咬合には、叢生、空隙歯列、上顎前突、反対咬合、開咬、過蓋咬合、交叉咬合、切端咬合などがあります。

ただし「歯並びは全部で8種類」と医学的に固定されているわけではありません。分類方法は複数あり、同じ人に複数の特徴が重なることもあります。

歯並びの種類とは?「不正咬合」という考え方

歯が不規則に並んでいたり、上下の歯が適切に噛み合っていなかったりする状態は、歯科では不正咬合(ふせいこうごう)と呼ばれます。

公益社団法人 日本矯正歯科学会では、代表的な不正咬合として、出っ歯(上顎前突)、受け口(反対咬合)、八重歯・乱ぐい歯(叢生)、開咬などを紹介しています。

日本矯正歯科学会「矯正歯科治療について」を確認する

重要なのは、歯の並び方だけでなく、上下の歯がどのように噛み合うかまで確認することです。

正面から見るときれいに並んでいるようでも、横から見ると上の前歯が大きく前へ出ていたり、奥歯を噛んでも前歯が接触していなかったりする場合があります。

代表的な歯並びの種類8タイプ一覧

種類 一般的な呼び方 主な特徴 主に確認する方向
叢生 ガタガタ・八重歯 歯が重なる、ねじれる 歯列内のスペース
空隙歯列・正中離開 すきっ歯 歯と歯の間にすき間がある 歯の間隔
上顎前突 出っ歯 上の前歯や上顎が前方に位置する 前後関係
反対咬合 受け口 下の前歯が上の前歯より前にある 前後関係
開咬 オープンバイト 奥歯を噛んでも前歯が閉じない 上下方向
過蓋咬合 深い噛み合わせ 上の前歯が下の前歯を深く覆う 上下方向
交叉咬合 クロスバイト 一部で上下の歯の位置関係が逆になる 左右・前後関係
切端咬合 前歯の先端同士が当たる 上下の前歯の先端が接触する 前後・上下関係

1人が1種類だけに当てはまるとは限りません。

例えば「前歯がガタガタしていて、さらに出っ歯」「すきっ歯があり、奥歯を噛んでも前歯が閉じない」といった組み合わせもあります。

種類1|叢生(そうせい)|歯がガタガタ・重なっている

TYPE 01

叢生・八重歯・乱杭歯

叢生とは、歯が重なったり、ねじれたり、歯列から外れた位置に生えたりして、歯並びがデコボコになっている状態です。

一般的には「ガタガタの歯並び」「乱杭歯」と呼ばれます。犬歯が歯列の外側へ出ている八重歯も、叢生の一種として扱われます。

歯が並ぶスペースと歯の大きさのバランスが合っていない場合などに起こります。

自分で確認しやすい特徴

  • 前歯同士が重なっている
  • 1本だけ内側に入っている
  • 歯が斜め・横向きにねじれている
  • 犬歯が外側へ飛び出している
  • 歯ブラシが届きにくい部分がある

ウメダデンタルクリニックでは、叢生・八重歯について歯列矯正の症例も公開しています。

八重歯・叢生・乱杭歯の特徴と症例を見る

種類2|空隙歯列・正中離開|歯と歯の間にすき間がある

TYPE 02

すきっ歯・正中離開

歯と歯の間にすき間がある状態は空隙歯列、特に上の中央の前歯2本の間が開いている状態は正中離開と呼ばれます。

すきっ歯は、歯が単純に離れているだけとは限りません。

歯と顎のサイズのバランス、歯そのものが小さい、歯の本数が少ない、上唇小帯、埋伏過剰歯、舌の癖など、複数の要因が考えられます。

自分で確認しやすい特徴

  • 前歯の中央にすき間がある
  • 複数の歯の間が空いている
  • 歯そのものが小さく見える
  • 舌を前歯の間へ出す癖がある

すき間が小さい場合でも、原因によって治療方法は異なります。

すきっ歯・正中離開・空隙歯列の原因と症例を見る

種類3|上顎前突|上の前歯が前に出ている

TYPE 03

出っ歯・上顎前突

上の前歯が強く前方へ傾いていたり、上下の顎の位置関係によって上の歯列が前へ出て見えたりする状態です。

一般には「出っ歯」と呼ばれます。

ただし、前歯そのものが前方へ傾いている場合と、上顎・下顎の骨格的な位置関係によって出っ歯に見える場合があり、見た目だけでは原因を判断できません。

確認したい特徴

  • 上の前歯が前へ傾いている
  • 上下の前歯の前後距離が大きい
  • 口を自然に閉じにくい
  • 横顔で口元が前へ出て見える

前歯だけを後ろへ動かせばよいとは限らず、歯を移動させるスペースや顎の位置まで確認します。

出っ歯・上顎前突の特徴と症例を見る

種類4|反対咬合|下の前歯が上の前歯より前にある

TYPE 04

受け口・反対咬合

通常とは反対に、下の前歯が上の前歯より前方へ位置して噛んでいる状態を反対咬合と呼びます。

一般的には「受け口」と呼ばれます。

歯の傾きが主な原因となる歯性の反対咬合と、下顎が大きい・上顎が小さいなど骨格的な要因が関係する場合があります。

確認したい特徴

  • 下の前歯が上の前歯より前に出ている
  • 横顔で下顎が前方へ出て見える
  • 前歯で噛みにくい
  • 上下の歯列の位置関係が大きくずれている

骨格的な要因が大きい場合は、通常の歯列矯正だけでなく、より専門的な評価が必要になることがあります。

受け口・反対咬合・切端咬合の症例を見る

種類5|開咬|奥歯を噛んでも前歯が閉じない

TYPE 05

開咬・オープンバイト

奥歯を噛み合わせても上下の前歯が接触せず、前歯の間にすき間が残る状態を開咬と呼びます。

見た目だけでなく、前歯で食べ物を噛み切りにくいと感じることがあります。

歯の位置だけでなく、舌の癖、口腔周囲の機能、顎の骨格などが関係しているケースもあります。

確認したい特徴

  • 奥歯を噛んでも前歯が当たらない
  • 前歯で麺類などを噛み切りにくい
  • 舌が前歯の間に入りやすい
  • 上下の前歯の間から舌が見える

日本矯正歯科学会では前歯部開咬について診療ガイドラインも公開しています。

開咬・オープンバイトの症例を見る

種類6|過蓋咬合|前歯の噛み合わせが深い

TYPE 06

過蓋咬合・ディープバイト

過蓋咬合とは、奥歯を噛んだとき、上の前歯が下の前歯を通常より深く覆っている状態です。

正面から見ると歯並びが整っているように見えることもあるため、自分では気づきにくい不正咬合のひとつです。

確認したい特徴

  • 噛んだとき下の前歯がほとんど見えない
  • 上の前歯が下の前歯を深く覆っている
  • 下の前歯が上顎側の歯ぐきへ近い
  • 前歯の摩耗が気になる

前歯の重なりだけを見るのではなく、奥歯の高さや歯列全体の噛み合わせを確認して治療方針を考えます。

種類7|交叉咬合|上下の歯の位置関係が部分的に逆

TYPE 07

交叉咬合・クロスバイト

交叉咬合とは、一部の歯で上下の歯の位置関係が通常とは逆になっている噛み合わせです。

前歯で起こることもあれば、奥歯の左右方向で起こることもあります。

一部分だけの問題に見えても、上下の歯列幅や顎の位置が関係している場合があります。

確認したい特徴

  • 一部の上の歯が下の歯より内側に入る
  • 左右で噛み合わせ方が違う
  • 噛むと顎が左右どちらかへずれる感じがする
  • 片側だけ噛みにくい

自己判断が難しいタイプなので、気になる場合は左右の奥歯まで歯科医院で確認することが重要です。

種類8|切端咬合|前歯の先端同士が当たる

TYPE 08

切端咬合

切端咬合とは、上下の前歯の先端同士がぶつかるように噛み合っている状態です。

通常、上の前歯は下の前歯より少し前方にあり、下の前歯へある程度重なる位置関係になっています。

切端咬合ではその前後差が少なく、上下の前歯の先端が直接接触します。

確認したい特徴

  • 前歯の先端同士が直接当たる
  • 前歯がすり減っている
  • 前歯が欠けやすいと感じる
  • 軽い受け口のように見える

切端咬合と受け口は似て見えることがありますが、前歯の位置関係が異なります。

切端咬合と受け口・開咬の違いを詳しく見る

自分の歯並びが何タイプか分からない方へ

同じ「ガタガタ」「出っ歯」に見えても、歯だけが原因なのか、噛み合わせや顎の位置まで関係しているのかで治療方法は変わります。見た目だけで決めず、まず現在の歯並びを確認してみてください。

無料カウンセリングを予約する

歯並びは「前後・上下・左右・スペース」で考えると分かりやすい

歯並びの種類が多くて分かりにくい場合は、どの方向に問題があるのか整理すると理解しやすくなります。

見る方向 確認すること 代表例
歯列内のスペース 歯が重なる・すき間がある 叢生、空隙歯列
前後方向 上と下の歯・顎の前後関係 上顎前突、反対咬合、切端咬合
上下方向 前歯が重なる深さ 開咬、過蓋咬合
左右方向 左右の歯列幅と噛み合わせ 交叉咬合

このように見ると、「出っ歯とガタガタが同時にある」「すきっ歯と開咬が同時にある」ことも不自然ではありません。

研究情報|不正咬合は複数の方向から分類される

世界各地域の不正咬合を調べたシステマティックレビューでは、2,977件の文献から53研究が採用され、前後的なClass I・II・IIIだけでなく、開咬、深い噛み合わせ、交叉咬合なども別の特徴として評価されています。

つまり、歯並びは単一の分類だけで表すものではなく、前後・上下・左右など複数の評価軸で確認する必要があります。

なお、不正咬合の定義や計測方法は研究ごとに異なるため、調査結果の割合をそのまま個人の診断へ当てはめることはできません。

PubMed掲載のシステマティックレビューを確認する

「歯並びの種類」と「矯正方法の種類」は別

歯並びの種類と、治療に使用する矯正装置の種類は別の話です。

例えば「出っ歯だからマウスピース矯正」「叢生だからワイヤー矯正」と、歯並びの名前だけで治療方法が自動的に決まるわけではありません。

ウメダデンタルクリニックでは、主に次の矯正方法が公式サイトで案内されています。

矯正方法 特徴 確認したいポイント
表側矯正 歯の表面にブラケット・ワイヤーを装着 適応範囲、装置の見た目
裏側矯正 歯の裏側へ装置を付ける 費用、発音や違和感
ハーフリンガル 上は裏側、下は表側 審美性と費用のバランス
マウスピース矯正 透明な装置を交換しながら歯を動かす 適応、装着時間、自己管理
部分矯正 前歯など限られた範囲を動かす 奥歯の噛み合わせが安定しているか

ワイヤー矯正・裏側矯正など歯列矯正の種類を見る

自分の歯並びは部分矯正で治せる?

軽度の歯並びで、問題が限られた範囲にあり、奥歯の噛み合わせが安定している場合は部分矯正を検討できることがあります。

ただし、自分が前歯しか気になっていないからといって、前歯だけ治療できるとは限りません。

軽い前歯のガタつき
→ 部分矯正を検討できる場合があります。
小さな前歯のすき間
→ 部分矯正や、状態によっては別の審美治療が候補になることがあります。
強い叢生
→ 歯を並べるスペースを作るため、全体矯正を検討する場合があります。
大きな出っ歯
→ 前歯を後方へ移動するスペースまで含めて治療計画を立てます。
開咬・受け口・交叉咬合
→ 前歯だけでなく奥歯や顎の位置まで評価することが重要です。

前歯だけが気になる場合は、前歯の歯並び5タイプと見分け方も参考にしてください。

部分矯正と全体矯正の違いを知りたい方は、前歯の部分矯正・全体矯正・費用・期間で詳しく解説しています。

歯並びが悪いか自分でチェックする方法

簡単なセルフチェックはできますが、診断はできません。

鏡を見るときは、次の項目を確認してみてください。

歯並びセルフチェック
  1. 歯が重なっていないか
  2. 歯と歯の間に大きなすき間がないか
  3. 上の前歯が大きく前へ出ていないか
  4. 下の前歯が上の前歯より前へ出ていないか
  5. 奥歯を噛んだとき前歯も接触するか
  6. 下の前歯がほとんど見えないほど深く噛んでいないか
  7. 上下の前歯の中心線が大きくずれていないか
  8. 左右どちらかだけ噛みにくくないか
  9. 前歯の先端同士が強く当たっていないか
  10. 歯のすり減りや欠けがないか

日本矯正歯科学会でも、歯の重なりやすき間、上下の前歯の中心、前歯の突出、歯の摩耗などが簡易的な確認項目として挙げられています。

ただし、顎の骨格や歯根、歯を支える骨、奥歯の細かな噛み合わせは鏡だけでは分かりません。

歯並びは自力で治せる?

永久歯の歯並びを、指で押す、市販のゴムを使用するなどの自己流の方法で安全に治すことは推奨できません。

矯正治療では、歯の根や顎の骨、歯ぐきの状態を確認し、適切な方向と大きさの力をかけながら歯を動かします。

誤った力を継続的に加えると、歯や歯周組織へ負担を与える可能性があります。

歯並びを良くする方法と自力で治せるかを詳しく見る

歯並びが気になる場合の主な治療方法

治療方法は、歯並びの名称だけでは決まりません。

歯を動かす距離、顎の骨格、歯列内のスペース、噛み合わせ、歯周組織などを確認したうえで判断します。

歯列矯正

矯正装置を使用し、自分の歯を少しずつ移動させて歯並びと噛み合わせを整える方法です。

表側矯正、裏側矯正、マウスピース矯正などがあります。

部分矯正

前歯など限られた範囲を動かします。

元の噛み合わせに大きな問題がなく、治療範囲を限定できる症例で検討されます。

ラミネートベニア

小さなすき間、前歯の色や形などを同時に整えたい場合に候補になることがあります。

歯を移動させる矯正治療とは異なり、主に歯の表面を形成して薄いセラミックを接着する治療です。

ラミネートベニアの治療内容と症例を見る

セラミッククラウン

すでに大きく削られている歯、古い差し歯、大きな虫歯や欠損などで歯全体を修復する必要がある場合に検討されます。

健康な天然歯の歯並びだけを改善する目的で使用する場合は、歯を削る不可逆性を理解し、矯正治療なども比較することが重要です。

自分に合う治療方法を比較したい方へ

歯並びの名前が同じでも、歯を動かす距離や顎の位置、噛み合わせによって適した治療方法は異なります。治療方法を先に決めるのではなく、現在の歯並びから確認してみてください。

無料カウンセリングを予約する

歯列矯正の費用はいくら?

矯正費用は、使用する装置や治療範囲によって異なります。

ウメダデンタルクリニックの公式料金表に掲載されている主な費用は以下の通りです。

内容 料金(税込)
初診カウンセリング(簡単な検査含む) 無料
ワイヤー矯正 レントゲン・検査 44,000円
表側矯正・上下メタル装置 770,000円
表側矯正・上下透明装置 880,000円
裏側矯正・上下 1,430,000円
ハーフリンガル・上下 1,100,000円
マウスピース矯正・検査診断 22,000円
マウスピース矯正・片顎 385,000円
マウスピース矯正・上下顎 770,000円

ワイヤー矯正では毎月のチェック料、矯正終了後には保定装置などの費用が別途必要となります。

治療内容によって追加費用が生じる場合があるため、契約前には総額を確認してください。

ウメダデンタルクリニックの最新料金表を見る

費用について

上記は記事作成時点で公式サイトに掲載されている税込料金です。治療内容や料金は変更される可能性があります。実際の費用は検査結果、治療範囲、装置、治療期間、追加処置などによって異なります。

大阪・梅田で歯並びを相談したい方へ

「自分が何という歯並びなのか知りたい」という段階で、治療方法を決めておく必要はありません。

ウメダデンタルクリニックでは、表側矯正、裏側矯正、ハーフリンガル、マウスピース矯正など複数の治療方法が公式サイトで案内されています。

前歯の色や形も気になる場合には、ホワイトニングやラミネートベニアなど審美治療と比較しながら相談することもできます。

ウメダデンタルクリニック

所在地:〒530-0018 大阪市北区小松原町3-3 OSビル10F

アクセス:大阪駅・梅田駅 徒歩5分

医院への詳しいアクセスを見る

Google Mapsで場所を確認する

歯並びの種類についてよくある質問

Q. 歯並びは全部で何種類ありますか?

「全部で何種類」と固定されているわけではありません。不正咬合には複数の分類方法があります。一般の方が理解しやすい代表例として、叢生、すきっ歯、上顎前突、反対咬合、開咬、過蓋咬合、交叉咬合、切端咬合などがあります。

Q. 一番多い歯並びの種類は何ですか?

地域、年齢、調査方法、分類基準によって結果が大きく異なるため、一概に「この歯並びが一番多い」とは言えません。世界の不正咬合研究でも、定義や測定方法の違いが大きいことが指摘されています。

Q. ガタガタの歯並びは何という名前ですか?

歯が重なったりねじれたりしてデコボコになっている歯並びは、一般に叢生と呼ばれます。八重歯も叢生の一種として扱われます。

Q. すきっ歯の正式な名前は何ですか?

歯と歯の間にすき間がある歯列は空隙歯列と呼ばれます。特に中央の前歯2本の間にすき間がある状態は正中離開と呼ばれます。

Q. 出っ歯は不正咬合ですか?

上の前歯や上顎が前方へ位置する状態は、上顎前突などに分類されます。ただし、歯だけが原因の場合と上下の顎の骨格が関係する場合があるため、診査が必要です。

Q. 見た目がきれいなら噛み合わせも正常ですか?

必ずしもそうではありません。正面から歯がきれいに並んでいても、過蓋咬合、交叉咬合、前後的なずれなどがある場合があります。奥歯を含めた噛み合わせの確認が必要です。

Q. 2種類以上の歯並びが同時に起こることはありますか?

あります。例えば叢生と上顎前突、空隙歯列と開咬など、複数の特徴が同時に存在することがあります。そのため、歯並びの名前だけで治療方法を決めることはできません。

Q. 前歯だけ歯並びが悪い場合は部分矯正できますか?

軽度のガタつきやすき間などで、奥歯の噛み合わせが安定している場合は検討できることがあります。ただし「前歯しか気にならない」という理由だけでは部分矯正の適応とは判断できません。

Q. マウスピース矯正ならすべての歯並びを治せますか?

すべての症例に同じように適応できるわけではありません。必要な歯の移動量、噛み合わせ、骨格、歯周組織などを確認して治療方法を選択します。

Q. 歯並びが悪くても治療しなくてよい場合はありますか?

すべてのわずかなずれに必ず矯正治療が必要とは限りません。見た目、清掃性、咀嚼、歯への負担、噛み合わせなどを確認して治療の必要性を判断します。

まとめ|歯並びの名前より「どこがどうずれているか」が重要

代表的な歯並び・不正咬合には、次のような種類があります。

  1. 叢生・ガタガタ
  2. 空隙歯列・すきっ歯
  3. 上顎前突・出っ歯
  4. 反対咬合・受け口
  5. 開咬・オープンバイト
  6. 過蓋咬合・深い噛み合わせ
  7. 交叉咬合・クロスバイト
  8. 切端咬合

ただし、歯並びが医学的に8種類だけに分類されているわけではありません。

歯列内のスペース、上下の前後関係、前歯が重なる深さ、左右の噛み合わせなど複数の方向から評価し、1人に複数の特徴が見られることもあります。

また、「自分は前歯しか気にならない」という場合でも、奥歯を含めた噛み合わせの確認が必要です。

まず歯並びの種類を知り、そのうえで自分の場合はどこに問題があるのかを診査してもらうことが、適切な治療方法を選ぶ第一歩です。

自分の歯並びの種類を確認してみませんか?

ガタガタ、出っ歯、すきっ歯など、同じように見える歯並びでも原因や治療範囲は異なります。現在の歯並びと噛み合わせを確認し、必要な場合は部分矯正・全体矯正などを比較してみてください。

無料カウンセリングを予約する

医療情報について
この記事は歯並び・不正咬合に関する一般的な情報提供を目的としています。歯並びの診断、矯正治療の必要性、治療方法、抜歯の有無、期間、費用、治療結果は、歯や歯ぐき、顎の骨、噛み合わせなどの状態によって異なります。個別の診断・治療方針については歯科医師による診察・検査を受けてください。

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